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第二話 足回り
今回は足回りについてお話したいと思います。
AVANTEには様々なクルマ達が入庫してきますが時々気になることがあるんです。 お客さんから「このクルマ全然曲がらないんです。ショック替えれば曲がりますかねぇ?」と聞かれ試乗してみます。 確かにショックやスプリングがマッチしてなくて本当にパーツ交換を必要とする車もありますが 中には調整だけでかなりよくなるクルマもあるのです。
車高調の入っている車ではスプリングシートを下げられるだけ下げてしまってロアアームやタイロッドが 最初から突っ張ってしまっている状態のモノや、ロアアームを緩めずに車高を下げていてブッシュが必要以上にねじれている状態など 組み付け時のセッティングによるものが多いようです。
最近は足回り等ショップの仕事より量販店の仕事と言う感じになっているようですね。値段も安いしアライメントテスタも持っている。 しかし、組む人がワケも分からずアライメントテスタを使って数値だけ合わせても 本来のサスペンションの能力を引き出せないばかりか「曲がらないクルマ」になってしまったりするのです。
サスペンションを含め足回りも使うパーツや走るステージ、ドライバーに合わせてチューニング(調整)する事が必要なのです。
ちょっとカタい話になってしまったので少し得する話を1つしましょう!
例えば峠やサーキットで「コーナーアンダーが強いな〜?」なんて思ったとき もしフロントにストラットバーが装着されていたとしたら、試しに外してみましょう!
どうです?
グッと走りやすくなったと思いませんか??
え?まだだめ…
じゃぁ今度はフロントのタイヤのエアーを0.2〜0.3ぐらい抜いてみましょう!
良くなったでしょう?
現地でセッティングを変えたい時、臨機応変に対応してみると 方向性が見えてきたりその後のセッティングに役立ったりします。
皆さんも色々と試してみて下さいね!
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